「今日も人がいませんが。なにか。」
「スーパームーン」と呼ばれる、普段よりも大きく月が見える日が数日続いています。 仙台Redsの選手は新人大会予選会で県新人大会の出場権を獲得しました。それまでの道のりは簡単ではなく、選手間で広がる感染症の影響で試合出場機会が絶たれる者もおり、チームとして闘い方を新たに考えていかなくてはならない状況でした。 そして、先週末より県新人大会のシード権を獲得すべく、勝ち残ったチームの試合が始まりました。Redsの初戦の相手は「仙台大附属明成高等学校」。全国でも結果を残す私学です。この試合は勝ち負けではなく、逃げずに立ち向かうことが必要であり、それを実行しようと選手皆が強い気持ちを持っていました。しかし、まあ6名の選手がいませんでした。 試合が始まり、大幅なリードを明成高校に与える中で目立つRedsの姿がありました。ガード陣は相手の執拗なディフェンスにも屈しず、ボールを自陣へ運びました。シューターとフォワード陣は、外角シュートと果敢にドライブすることに挑戦しました。ゴール下付近の選手は強靭な身体のアタックに張り合い、リバウンドを取りました。最終スコアは125対34で終えましたが、試合内容に選手の成長と今後の期待が垣間見えました。 さて、ここ国見にも凍てつくような風が吹き始めています。この中で外練習をする仙台Redの選手は、更なる荒波に揉まれて心技体ともに磨かれていくことでしょう。感染症に負けじと日々を頑張る選手らに多幸あれ。